境界線を感じるということ

こんにちは。

Vibrant AvenueのHiromiです。

 

今日は2016年最初の新月の夜。

 

新年の抱負を立てた方は、今一度

その方向性を再確認するには

もってこいの夜ですね☆

 

今年はもっと、自分の枠を広げながら

気の合う人たちと繋がれる

そんな一年にしようと思います。^^

 

最近は日に日に外が寒くなってきていて

私の身体も若干縮こまりがちですが

みなさま、いかがお過ごしですか?

 

朝のヨガやダンスで身体を動かしたり

芝生で太陽を浴びながらランチを食べたり

温泉で見知らぬ人と裸で色々語ったりしてた

2ヶ月前のエサレンでの日々がすでに懐かしいな〜。

 

エサレン

 

さて。

 

帰ってきてから随分と時間が経ってますが

そのエサレンでのクラスの話の続きです。

 

 

クラスの中では、マッサージの技術以外にも

内部の感覚を感じるワークなども

沢山散りばめられていました。

 

 

例えば、自分と相手との境界線を感じるワーク。

 

 

二人一組のペアになって

一方が相手にゆっくり歩み寄るのですが

相手は、これ以上近づかないで、という所で

手でSTOPサインを出す、というもの。

 

STOPサインが出たら、そこで二人とも一呼吸し

もしもう少し近づいて大丈夫そうなら

一歩ずつ、ゆっくり歩み寄ります。

 

STOPサインを早く出す人もいれば

こちらがかなり接近しても大丈夫な人もいて

本当にこればかりは、自分の憶測では

わからない世界。

 

ここで、相手が手でSTOPサインを出しても

こちらはそれををパーソナルに捉える必要は

全くないんです。

 

相手は「あなたが嫌なの!」といって

STOPサインを出しているわけじゃなくて

自分の境界線やパーソナルスペース、

つまり、自分が心地よく入られる空間を

大切にしているだけだから。

 

 

なのでこちらは、そこがあなたの境界線なのね〜

という風に、シンプルにそれを尊重すればいい。

 

 

 

境界線。

 

 

 

自分にも、相手にも

境界線の内側にあるのは

個人の「神聖な領域」。

 

エネルギー的な見方をすれば

「オーラの領域」とも言えるかな。

 

マッサージやボディワークというのは

その相手の神聖な領域にダイレクトに入る行為です。

 

写真はAlex GreyのCOSMで撮影したもの。

 

相手の領域に無理やり踏み込んだり

逆に自分の領域を見失わないようにすることは

マッサージ中のみならず、普段からも

とっても大切なこと。

 

特に、心の距離が近い家族やパートナー間では

この「境界線」が曖昧になってしまったりして

お互いに相手を傷つけてしまうことも

多々あるのではないかと思います。

 

ちなみに、キネシオロジーをしていても

ここに<もつれ>のある方達が多いです。

 

かくいう私も、これまで随分と

極めて身近な人の<個人の領域>を尊重せず

色々な形で傷つけてしまってきたことを

反省してますが、、、。汗 (ごめんー!)

 

まさに、親しき中にも礼儀ありですよね。^^;

 

礼儀というか、思いやり、かな。

 

 

話をマッサージに戻しまして、、、

 

クラスの中では、マッサージの最中に

「自分の領域」に戻って呼吸することの

大切さもしっかり教わりました。

 

プラクティショナーも自分の軸を保って

常に<センタリング>していることが大切。

 

エサレンマッサージは、瞑想的なので

セッションの途中、自分と相手との境目が

溶けてしまいそうになることもあります。

 

でも、時々ふと自分の呼吸に意識を戻すことで

自分と相手という、二人の別々の人間が

この果てしなく広大な宇宙のなかで

<今、ここ>に同時に存在していることの尊さが

格段に身にしみたりするのですよね。

 

 

 

 

そんなこんなで、毎日が気づきに満ちた

3週間のトレーニング。

 

 

さらに続きはまた次回に〜。

 

 

今日も読んでくださってありがとう☆

 

 

Hiromi