自分の中の「リーダー」というもの。

 

 

また今年も、エサレン研究所に戻ってきました。

 

今回は初めてエサレン マッサージではないクラスへの参加で、

タイトルは、「リジェネラティブ・リーダーシップ」。

 

リレーショナル・マインドフルネスという要素や、

深く聴くことなども、テーマとして入っていて、

Bioneersの創始者の一人、Nina Simonがエサレンで

Bioneersの数日後にリトリートするということで

流れに乗るべく、思い切って申し込んだのがきっかけ。

 

今回は、ベイエリアのバークレーに住んでいて、

サンフランシスコにあるCIISという

心理学とスピリチュアリティで有名な大学院の教授、

ショーンにライドシェアさせてもらって、いざ出発!

 

穏やかで優しい雰囲気が、常ににじみ出ていて、

今回はCIISのクラスの一環でエサレンに行くそうなのだけど、

コスモロジー(宇宙)とコンシャスネス(意識)が専門なので

車の中でのいろんな話がすでに濃くて楽しかった。

 

 

Bioneersの時に、「Justice(正義)」という言葉に

モヤモヤした、ということを伝えてみたところ、

(詳しくはこの記事にて)

その時に返ってきたのが、こんな感じのこと。

 

 

「ジョアンナも、Justiceから行動しているけど

そこには、深い愛があるからなんだ」

 

 

ジョアンナとは、仏教哲学者で社会活動家でもあり、

ディープエコロジーやシステム理論にも精通した

アクティブ・ホープや「つながりを取り戻すワーク」で

知られている、ジョアンナ・メイシーのこと。

 

そこから始まった会話の中で気付けたのは、

「正義」のために戦っている人たちの怒りの奥には中には

「大切なものを守りたいという愛」がある、ということ。

 

以前、日本でアクティブホープのワークショップに

参加したことがあったのだけど、その時の学びも、

ありありと蘇ってきたのでした。(詳しくはこちら

 

↑今年のBioneersにも登壇したジョアンナ。

 

ジョアンナと普段から親交のあるショーンは、

物腰柔らかくて、愛とユーモアに溢れてて、

私の質問に一つ一つ丁寧に答えてくれる。

 

あれやこれやと話が尽きず、ビッグサーの海岸線沿いに

ドライブを続け、あっという間にエサレンに到着。

 

 

エサレンは、大規模なリノベーションが終わったばかりで、

メインの建物もすっかり新しくなってて、

すごくモダンでお洒落になっていました!

 

到着後、とりあえずダイニングホールで

コーヒーを飲みつつも、その新しさに慣れず、

新築の匂いも合わさって、なんだかソワソワ。

 

そのうち、CIISの生徒や教授たちも集まり始め

次第に会話の流れが、先日のBioneersのことになり、

みんな、興奮気味ににあの時の気づきをシェアしていました。

(ほぼみんな参加していた模様)

 

まさに、Bioneersのアフター的な集まりで

今のベイエリアのアクティビストたちの

雰囲気をつかみつつ、エサレン という場所がら、

みんな終始リラックス。

 

夕方になったので、とりあえず温泉で緩んで

夕食を食べてから、ようやくリトリートの

オリエンテーションに向かいました。

 

 

今回集まった人たちの大半は、アクティビスト、

もしくは「社会変革」に興味がある、または

すでに今何かのリーダーをしている、という人で

これまでのマッサージ系のワークショップとは

一味も二味も雰囲気が違う感じ。

 

おまけに、建物の新しさも加わって、

何度もきているエサレンなのに、ちょっぴり緊張。

 

まさに、新しいドアが開かれていく感覚。

 

 

今回のリトリート、ティーチャーは二人の女性で

一人は、Bioneersの創始者のNina Simon(ニーナ)

 

旦那さまと共にBioneersを長年率いてきているだけでなく

彼女自身のプロジェクトとして、執筆活動をしたり

女性のリーダーシップ・プログラムも行なっています。

 

感性豊かで、喜びや悲しみの感情を参加者の前でも

ありのままに表現してくれる、とても自然体な女性で

参加者たちと同じ目線で、いつもフラットに接してくれる。

 

Bioneersの創立プロセスや、そこに至るまでの道のり、

夫との関係性、今自分が心惹かれていること、そして

心を痛めていることなどを、沢山シェアしてくれました。

 

「これまで自分の役割は、世界中の素晴らしいリーダー達の

サポートをすることだと思っていたけれど、今は

自分自身がアクティビストとして、スタンディングロックに

向かおうとしているのが、最近感じる大きな変化なの」

 

という自己紹介での言葉が、とても印象的。

 

 

そしてもう一人は、以前、7年半、山奥のお寺にて

禅の僧侶として修行をし、今はアクティビストとして、

「マインドフル・リレーションシップ」を広めている

Eden Tull (エデン)

 

彼女は、ニーナとは対照的に、ゆっくりと間をとりながら

淡々と話をしてくれるのだけど、存在の深いところから出る

静かな情熱や慈愛が、場をまるっと包み込んでくれて、

クラスルームを神聖な場所にしてくれる人。

 

自己紹介の時点から、独特のテンポと表現で

マインドフルネスについて深く語ってくれました。

 

 

ニーナ、エデンという素晴らしい女性がホールドする場で、

彼女たちが、自分の弱い部分も真っ先にシェアしてくれて、

「Authenticity(本物さ)」がクラスに充満していく感覚。

 

その後、円になって座っていた私たちも順番に自己紹介をし、

このワークショップで得たいことをシェアした上で

事前に持ってくるように言われていた

「自分が大切にしているもの」を、

円の真ん中の祭壇にそれぞれ置きました。

 

これらは、ワークショップの終わりまでは

1週間、捧げたままになります。

 

大事な写真を捧げた人、アートを捧げた人

長年使っているペンを捧げた人、などがいる中、

私は、以前セドナにて先住民の人から買った

蝶のネックレスを捧げました。

 

 

私がこのワークショップで得たいと思ってたこと。

 

「いろんな立場の人がいる中で、多様性を大切にしながらも、

自分自身の考えや思いを、ありのままに表現すること」

 

いろんな人の立場を尊重するからこそ、時々、

何も言えなくなることがある。

 

けれども今回は、その「多様性を尊重する想い」、そして

それゆえに時々何も言えなくなる、という自分すらも、

ひっくるめて、「本当の自分」として表現したい。

 

そんなことをシェアしました。

 

考えてみたら、他人だけではなく、自分の中にすらも

別人格のような多様性があって、それぞれの立場から、

別のことを言うことがあるのだから、自分の意見を

一つにまとめることは、時として難しい。

 

でも、その中にもきっと、リーダー格の自分がいるのだから、

今回は、そのリーダー格の自分とつながりたい。

 

「自分が自分のリーダーである」という感覚。

 

その感覚と共にベッドについた、初日の夜。

 

翌日からは、ここに集まった仲間たちとともに、

たくさんのワークが始まります。

 

(つづく)

 

 

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