アズワン・コミュニティ(2)

こんにちは。

Vibrant AvenueのHiromiです。

 

前回からの、アズワンコミュニティ訪問の

話の続きです。

 

 

 

誰もが安心して、幸せに豊かに暮らせる社会。

 

 

 

アズワンの目指すのは、このような社会と

大きな家族のような、あたたかいコミュニティ。

 

今振り返ると、今回の短い訪問でも

それを体験できたなぁ、と思います。

 

初日はお昼に到着して、色々な方にお話を伺い

夕方には、アズワンのメンバーの方のお宅に

移動しました。

 

実は今回、夜の宿泊先は、こちらの個人のお宅!

 

当日まで全く知らなかったのですが(汗)

見ず知らずの方のお宅訪問をさせていただくことに。^^

 

 

ドアを開けると、満面の笑みで出迎えられ

「お風呂にお湯入れてあるから、遠慮なく

ゆっくり入ってね。今夕飯の支度してるから。」

と、まるで親戚のうちに来たかのような

温かいおもてなしを受けました。

 

 

なんというか、、、

 

心の奥の方から、フッと何かが緩むような

すごく懐かしい感覚がこみ上げてきました。

 

 

お風呂上りには、ホストしてくださった方たちや

その他のコミュニティのメンバーの方たちと一緒に

美味しい夕食をいただきつつ、お酒も飲みながら

夜中まで色んな話をさせてもらいました。

 

 

今回出会った、アズワン留学生の女性。

(ちなみに、日本人の方です)

 

おふくろさん弁当でも働いていらっしゃって

色々なお話を伺うことができました。

 

実はここ、おふくろさん弁当では、

シフトは完全自由制。

 

 

 「義務」や「責任」「規則」のない職場。

 

「束縛」や「強制」のない組織。

 

「命令」や「上下関係」のない会社。

 

「権力」や「多数決」のない運営。

 

 

アズワンのビジネスは全て

こんなスタイルで成り立っているので

スタッフは、働かされているという感覚ではなく

自発的に、楽しくのびのびと働いているそうです。

 

 

でも、どうやってそれで会社が回るんだろう、、、?

 

 

この質問に対しての答えが

個人的にとても印象に残りました。

 

 

例えば、サイエンズスクールで

とある人気のワークショップがあって

みんながそれに出たくて、同じ日に休みをとりたい

、、、という場合。

 

普通に考えると、お店が回らなくなってしまいます。

 

「ワークショップは、次回にしてもらえる?」と

社長さんから頼まれることも、もちろんあるそう。

 

でもこの時、行きたいと思う気持ちを

無理に諦めるのではなく

自分の心の声を、丁寧に、相手に聴いてもらう。

 

そして、自分の心を丁寧に「調べる」のだそう。

 

「調べる」というのは、アズワンの言葉で

何かわだかまりがあるときに

自己の心の内側を深く深く見つめていく

プロセスのことを指すそうです。

 

 

「気持ちは大丈夫?」

 

「休みたかったら、休んでいいんだよ。」

 

 

 

相手に声をかけてもらいながら聴いてもらい

自分の心を深く調べていくうちに

内側で、気づきや変容、癒しが起こり

「やっぱり、今回は私は出勤しよう」と

自然に思えるようになることもあるそう。

 

自分を納得させるというよりは

心から自発的にそういう想いが湧いてくるみたい。

 

そう思えなければ、無理に出勤しないでもいい。

 

アズワンに長く居らっしゃるメンバーの方に

「それって、NVCや共感コミュニケーションみたいに

自分のニーズとつながって自己共感することですか?」

と聞いたら、それともまたちょっと違う、

本質の探求なんだよねぇ、と

おっしゃっていました。

 

 

 

うーん、実に興味あるなー、、、。

 

 

 

 

翌日。

 

またコミュニティ・ステーションに行き

アズワンの3本柱の一つである

サイエンズスクールのお話を聞きました。

 

ここでは、心を調べるためのワークショップや

幸せについて、社会についてなどの

ワークショップも色々あるそう。

 

いつか、参加してみたいと思いつつ

今回は、幾つかの本を購入させてもらいました。

 

 

その後、コミュニティ内のスーパーのような所

「Joy」を案内してもらいました。

 

実は、ここにもアズワンのコミュニティとしての

大きな秘訣が!

 

棚に並んだ商品には、値段が付いてません!

 

メンバーは、野菜やお米、お惣菜、日用品など

生活に必要なものは何でも自由に

持っていって良いそうです。

 

そう、Joyはスーパーではなく

コミュニティスペースなのです。

 

棚にないものも、係りの人にお願いしたら

入荷してくれるとのこと。

 

 

アズワンで行われている試みの一つにあるのが

「所有する」ことが必要のない生き方や

「お金のいらない豊かさ」。

 

これをすでに実現しているということに

とってもびっくりしました!

 

住む家はみんな別々でも、コニュニティ内では

まるで、一つ屋根の下に住む家族のように

お金のやり取りをせずに暮らしているそう。

 

全員ではないけれど、ここの大半の人は

コニュニティに家計を預けているそうで

必要なお金も、そこからもらうのだとか。

 

大きな家族として、物もお金も隔てなく

コミュニティ内で自由に活かしあって

暮らしていける仕組みが実現されていて

色々と勉強になりました。

 

 

他にも、街のはたけ公園や

鈴鹿の里山も案内していただきました。

 

 

今回、2日間の滞在で沢山のことを伺ったものの

まだまだアズワンの取り組みは書ききれないし

体験を通しての理解もできていないのですが

この先、持続可能なコミュニティを探求する上でも

とてもいいインスピレーションをいただきました☆

 

今回案内してくださった皆様

泊めてくださった方々

ご飯を作ってくださった方

お話を聞かせてくださった方々

 

本当に有難うございました!

 

 

読んでくださってありがとう☆

 

Hiromi

 

 

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