オホ・カリエンテの魅惑

 

さて、今回は、全米最古の温泉リゾートの一つ

オホ・カリエンテへ向かいます。

 

この温泉、サンタフェのさらに北にあるのですが

アルバカーキからサンタフェに行くには

1時間で着く最短ハイウェイルートの他に

1時間半ほどの回り路ですが

旧道でも行くことができます。

 

この旧道。

その名もターコイズトレイル(トルコ石街道)

 

その昔、この街道はターコイズ鉱山で

栄えてたけど、今はターコイズも採り尽くされ

ゴーストタウンと化しているそう。

 

普通のハイウェイばかりでもつまらないので

今回はこのターコイズトレイルを通って

サンタフェを目指しました。

 

 

1920年代につくられ

アメリカ大陸を横断する歴史的な国道

「ルート66」にも遭遇。

 

今は廃線となっていいますが

サインは昔のまま残されています。

 

ターコイズトレイルでは

途中マドリッドという小さな町で一休み。

 

ここがターコイズトレイル唯一の見所で

アートギャラリーや、ジュエリーショップ

カフェなどがあります。

 

 

サンタフェでは、ホールフーズに寄って

温泉に持っていくスナックやドリンクを買い

さらに北上すること一時間、ようやく温泉に到着。

 

早速チェックインし、部屋に向かいます。

 

今回泊まるのは、ニューメキシコ独特の

「アドビ建築」と呼ばれる

ピンクベージュ色の日干し煉瓦と

ふとい丸太を使った建物の一室。

 

 

荷物を置いて早速、露天風呂へ。

 

お湯加減もちょうど良くて、肩まで浸かると

もう、そこは天国。

 

さっきまでターコイズのように青かった空が

夕陽と共に、刻一刻とピンク色に染まり

きらりと光る大きめの星が

夜空にぽつんぽつんと姿を現しはじめます。

 

少し離れたところにある暖炉で

静かに燃えているピノンウッドは

なんとも官能的な、甘〜〜〜い香り。

 

 

満点の星空のもと、体と心をいたわり尽くす

極上のヒーリングタイムは、

五感が喜びまくりなひととき。

 

地球って素晴らしいなー。

 

宇宙って美しいなー。

 

だんだん、思考がストップし始め

もはや、こんなシンプルなことしか

感じられなくなってくる私。

 

 

十分に癒された後は部屋に戻って

暖炉のそばで、ホールフーズで買った

フルーツをかじりつつ、まったりタイム。

 

パチパチという暖炉の音が、妙に心地よい、、、。

 

 

建物がまるごとオーガニックだからなのか、

すごく心地の良い眠りにつけました。

 

 

ちなみに、このオホ・カリエンテは

リチウム、鉄、ソーダ、ヒ素の

4種類の温泉の他、泥パックエリアもあり

丸一日いても飽きません。

 

いつかまた戻ってきたいなーーーー☆