アースシップへの流れ、再び到来。
(前回からの続きです。)
徳島での2日間にわたる、アースシップの
ワークショップが終わった夜。
ともちゃんとゆっくり話す機会があって
そこで、私も彼女も、アメリカの旅といえば
ニューメキシコ州が大好きだという、
これまたびっくり嬉しい共通点が浮上。
ともちゃんは、もともとジュエリー関係の仕事を
していたこともあり、サンタフェには何度も
足を運んでいたのだそう。
私はというと、ネイティブアメリカンの文化や
ニューメキシコ州やアリゾナ州のにまたがる
あの赤土の大地に、なぜか魂が震えるタイプ。
話の中で、ともちゃんは、まだニューメキシコ州にある
実際のアースシップは未体験だったことから、
今度一緒に行けたらいいねぇ、なんていう話をしつつ、
私は徳島から一旦東京に戻り、その翌週には、
常夏のニュージーランドの旅へ。
帰国してちょっと経った年末あたりに、
ともちゃんからのメールで、とあるお誘いが。
「ニューメキシコのアースシップに行きたいんだけど
2月あたり、一緒に行かない?
寒い時期に、アースシップの威力を体験したくて。」
おーーー!! いいねぇーいいねぇーー!!
、、、て、2月って、あと1ヶ月ちょっとじゃん!!?
でも、直感的にピンときた波や流れには、
最終的には、絶対に乗っちゃう私。
予想よりも早い展開だけど、今回はなんだか、
大いなる力に導かれているという感覚があったので
予定を調整して、早速フライトチケットをゲット☆
まさか、5年以上の時を経て、日本からはるばる
アースシップを再び訪れることになるとは、、、。
(しかも今回は真冬に。)
人生って、ほんと面白いなぁ〜。^^
そんなこんなで、あっという間に出発の日が来て
2月の後半から1週間ほど、二人でニューメキシコ州の
タオスへと向かうことになりました。
出発の前夜、ふとタオスの2月の気温は
どんな感じなんだろう?と調べてみたところ、、、
マ、マジでーーーーー、、、!?
寒いのが大の苦手な私にとって、この温度は
カラダより先に脳みそが一瞬フリーズ。焦
そこそこ寒いんだろう、とは思っていたけれど
−16度という世界は、私の人生では未体験ゾーンなので、
かなりの不安を抱えつつの出発となりました。
羽田でともちゃんと合流し、サンフランシスコ経由での
ニューメキシコ入りした私たち。
アースシップ行きが叶うことに、コンブチャで乾杯〜☆
ニューメキシコに向かうまでの、ロッキー山脈の雪化粧や
それを超えたところに一面広がる、広大な赤土の大地に
心を躍らせつつ、ニューメキシコのアルバカーキに到着。
空港からはレンタカーでサンタフェ経由で北上したのだけど
途中、曲がるポイントを間違ってしまったおかげで
昔ターコイズの採掘で栄えた、オールドアメリカンの情緒ある
かのターコイズトレイルも通ることに。
道路の両脇や遠くの山々には、雪がうっすら積もっていて、
窓を開けると、外からはひんやりと冷たい空気が
車に入ってきて、冬のニューメキシコの静けさを
感じさせてくれました。
予定外のターコイズトレイルを経由したことで、
時間は余分にかかってしまったけど、ドライブするには
とっても綺麗な景色だったので、途中で一休みもしたり。
少し前に、クラウドファンディングも終えて
無事、目標金額が集まったともちゃんの
今の想いも聞きつつ、道中は会話が止まらない二人。
なんというか、前世からのご縁みたいなものすら
感じてしまいまして。^^
だんだん外が暗くなる中、ひたすらドライブを続け、
ようやくタオスの町に着きました。
さらにドライブを続け、真っ暗な夜道の中に
「Earthship Biotecture」というサインを発見!!
(暗すぎて、写真は撮れず。)
日本を出てから、なんだかんだで24時間近くかかって
ようやくアースシップに無事到着〜〜〜!!
到着を待っていてくれた、アースシップに在住の
アンドレッサが出迎えてくれ、私たちがステイする
Picuris Earthshipへと案内してくれました。
初めてアースシップのドアを開けた時の
ともちゃんの感動と歓喜の入り混じる第一声。
「Wow!!! うわぁぁぁぁぁーーーーーーー!!
ここに、、、来たかったんだよぉぉぉぉーーー!!!」
大きな夢が、またひとつ叶った夜。
ともちゃんも私も、長旅の疲れも吹き飛ぶほどの、
嬉しい瞬間でした!
土や植物たちのいい香りと、暖かい空気に包まれ
私も、またここに戻って来れた感動で
胸がいっぱいに、、、。
感動と安堵と時差ぼけで、もはや現実感すらも
遠のいていくような、不思議な感覚と共に
この日は眠りにつきました。
アースシップでの非日常的な日常が、
ここから始まります。