湯治と鳴子温泉(2)
(前回からの続きです)
温泉で身体をあたため、一休みした後は
旅館の離れで行われていた、温泉ビューティー研究家
石井宏子さんのお話会にも参加させてもらいました。
最近は、全国あちこちで「新・湯治カルチャー」が
密かにブームになっている模様。
温泉に浸かるだけでなく、食養生やヨガ、マッサージ、
農体験、森林浴、コミュニティ的な要素なども合わさるのが、
現代湯治のスタイルで、ここ、大沼旅館さんには、
これらが全部あるのが、ほんとうに素敵。
お話を聞きながら、知識ベースで温泉を選ぶのももちろんいいけど、
五感をフルにオープンにしてお湯を感じながら、
自分のスタイルで温泉をもっと楽しみたいなぁと感じました。
(左が石井さん、右が大沼さん)
そして、この日の夜は、食事も特別!
地域の生産者さんたちがユニットとなって始まった、
新鮮な食材を使った、オードブルならぬ「ノー(農)ドブル」を
体験させていただきました!
食材への愛とこだわりの高くて、どのように作ったのか
生産者の方たちが丁寧に説明してくださいます。
朝採れトマト、手作りハム&ソーセージ、
ジェラート、天然酵母のパン、、、などを
まずは前菜としていただいたのですが、
どれも絶品すぎて、一口食べるごとに感動!
ジェラート日本選手権で準優勝した「なるこりん」さん
続いて、ずらりと並んだメインディッシュの説明を聞いて、
それぞれお皿に盛っていきます。
玄米を主食として育った新鮮な有精卵、
素材の味がしっかり伝わってくるお野菜料理の数々、
つやつやのお米、ホッとするお味噌汁、、、etc
お皿によそっていただく時の、作り手の方達との
ちょっとした会話もまた楽しい。^^
とっても素敵な里山料理のケータリングで、
心もからだもたっぷり満たされました☆
あまりの美味しさに、食べすぎてしまったけど、
うん、良しとしよう。
温泉だけでなく、そこに住む方たちからも
たっぷり温かいエネルギーをおすそ分けしてもらい
さらに、もう一度、夜に温泉に浸かり
この日はぐっすりと休みました。
現代湯治、良いなぁ、、、☆
(3に続く)