おんせん県、別府。
今週末は、ふらりと一人で別府に行ってきました。
温泉の旅に一人で行くって、生まれて初めて。^^
日本一の温泉地とも言われる別府温泉、
何が日本一かというと、、、
およそ2300もの源泉数をもち、源泉数も湧出量が
ともに日本一で、日本の10分の1の源泉が
集まっているそう。
別府に降り立った瞬間、ふんわりと硫黄の匂いが
漂っていて、密かにワクワク。
まずはここ、明治12年(1879年)に創立された、竹瓦温泉。
かなり立派な造りのレトロな温泉なのですが、
ここでは、砂風呂が有名とのことで、しっかりと
砂に埋まって、まずはデトックスしてきました。
その後、砂を流して、温泉にも浸かったのだけど、
ここはかなり温度が熱くて、数分でポカポカ〜。
近所のおばちゃん達も日常的にきているみたいで
旅行客にも気さくに声をかけてくれるのだけど、
「今日のお湯はちょっと熱かったわねぇ」とか
「もし熱かったら、水足してええよ〜*」みたいな
ナチュラルな会話なのが、またいい感じで。
(*源泉掛け流しだと、勝手に水を足したりするのは
タブーなところも多いんです。)
おばちゃん達の肌がすっごいツルツルなのは、
やっぱり温泉効果なんだろうなぁ。
ここは、市営の温泉なので、普通に入浴するのは100円で、
砂風呂のみ、追加で1030円、という、毎日でも来れる価格。
別府には、市営の温泉がたくさんあって、どこもだいたい
源泉掛け流しなのに、100円、もしくは無料で入れるのだそう。
地域の人たちが、温泉によって緩やかにつながっているって
ほんと素敵だなぁ。
夜は、ミシュランでも3つ星をとったという、
鉄輪エリアのひょうたん温泉へ。
遠くからでも、湯気が勢いよく上がっているのが見えるのは
さすがは別府の夜の光景!
浸かるだけではなくて、温泉の蒸気で作られた料理とか
温泉の蒸気をパイプから吸って肺に入れたりして、
とにかく温泉をいろんな角度から味わいまくり。
実は、今回別府に来たのには、裏の目的もあって、、、
ここ別府にて開催される、「温泉観光実践士」の
養成講座というのに申し込んでたのです。
丸2日間、各分野の温泉エキスパート達が、
講義をしてくださるのだけど2日目には、
ひょうたん温泉の社長も登壇されました。
前日にひょうたん温泉に行っていただけに、
お話の内容がすごく入ってくる。
別府市の長野市長、全国TVにもよく取り上げられてるそうで、
遊園地をまるっと期間限定の温泉テーマパークにするのを
税金を使わず、なんとクラウドファンディングで
成功させた方。(「湯〜園地」で検索してみて^^)
「温泉」という、地域の貴重な資源と共存しながら
人が繋がり、町が活性化する。
人も、町も、より健康になる、その切り口が
「温泉」というのは、日本が世界に誇る
文化だなぁ、、、。
温泉×地域、ますます探求したいテーマになりました。
おんせん県、大分。
また来たいな!