タオスプエブロ 

 

アースシップのフェニックスに滞在して

二日目の朝。

 

この日は、タオスの街の中心から

少し行ったところある世界遺産

タオス・プエブロを訪れることに。

 

プエブロとは、「集落」という意味なのですが

ここは、遺跡とかではなく、まだ先住民の人たちが

普通に生活を営んでいる場所。

 

 

 

朝9時。

 

まだ冷たい空気のなか、早めに到着すると

各家からは、朝食の準備かなと〜思われる

煙があがっていました。

 

 

ゆったりとした時間が流れる

自然の中の佇まい。

 

ここでは、一日のうち定期的に

ネイティブの人のガイドツアーがあるとのことで

せっかくなので、参加することに。(チップ制)

 

このタオス・プエブロはおよそ千年の歴史があり

今でも、約150人のプエプロ族が

ここに暮らしているそうです。

 

昔はスペインの統治下であり

カトリックが浸透している他

現在はアメリカ内で治外法権を持っており

独自の政府によって統括されています。

 

1847年のメキシコとの戦争の際に破壊され

後に再建された聖ジェロニモ教会。(カトリック)

 

 

中に祀られている偶像も全て、肌の色が褐色で

美しいターコイズを身にまとった

ネイティブアメリカンの神々でした。

(中は撮影禁止でした)

 

 

建物は全てアドビ煉瓦でできていて

優れた断熱効果があるため

中は、夏は涼しく冬は暖かいそうです。

 

家族が増えるごとに補修、増築された家は

元々は今のようなドアは無く

天井にある入り口から

はしごを使って出入りしていたそうです。

 

はしごを取り払うことで

外敵の侵入も防げるというスタイル。

 

 

アドビ煉瓦でつくられた丸いかまどでは

パンが焼かれていました。

 

 

広場には、木で出来た干し棚があり

トウモロコシ、豆、かぼちゃなどの農作物を

保存食にするために乾燥させたり

狩ってきた獲物を干してジャーキーにしたり

またその獣皮を干して洋服にしたりするのに

使われるそう。

 

 

そこらじゅうで見られる、青く塗られたドアは

古くから「魔除け」の意味を持つらしい。

 

ニューメキシコの伝統料理に使われる

真っ赤なチリとのコントラストがとても綺麗。

 

タオスプエブロの青いドア

 

村の中を流れる小川は

そこに住む人々の飲料水をはじめとする

全ての生活水をまかなっているとのこと。

 

 

伝統工芸品の数々。

 

 

ここでは、電気、ガス、水道の無い

オフグリッド生活が昔から続いているみたい。

 

 

アースシップよりさらに原始的な

パーマカルチャー生活様式。

 

 

ここに住む人々も、現代のテクノロジーとは無縁の

原始的な人たちなのかな〜と思っていましたが、、、

 

実際にお話ししてみると、ガイドの男性曰く

 

「この集落はとても原始的だけど

ここを一歩出たら僕も普通の生活してるし

ツイッターもやってるよ!」

 

 

えーーーっ、、、!?

 

 

さらに、センスのいいお土産物屋の

オーナーのお姉さん曰く

 

「昔はLAの美大に行ってたんだけど

あそこは空気が汚いから、結局

卒業してからまたここに戻って来たの」

 

 

そうなんですねーーーー!?

 

 

外の現代的な世界も知っている上で

このふるさとの環境と生活が好きで

ここを選んでいたのだなー。

 

 

みなさん、とってもオープンで

「秋は収穫祭もあるから是非いらっしゃい」

と声をかけてくれたりして

去るのが名残惜しかったくらい。

 

 

焼きたてのコーンブレッドを何枚か買って

ちょっとだけサンタフェにドライブに行き

夕方にはまたアースシップに戻りました。

 

 

タオスプエブロ、訪れさせてくれてありがとう☆