秋の深まりと、変わらぬ探究心
今日は、母校の学部から、創立30周年パーティーの
ご案内をいただいてたので、約13年ぶりに、
懐かしの校舎に友達とはるばる行ってきました。
学生時代のことなんて、まるで前世のように
遠い記憶だと思ってたけど、、、
ふと足を踏み入れた図書館の、当時よく座っていた席のあたりに、
昔の自分の残像のような気配を感じ、なんとも不思議な気分に。
当時は、人体の神秘にすごく惹かれていて、
身体はどのようにできてるのか?
心はいったいどこに宿ってるのか?
意識というものは一体何なのか?
そんな哲学的なことに対するヒントを見つけたくて
図書館に通いつめていたんだったっけな。
あの頃は、卒業したら、アメリカの西海岸に行って
トランスパースナル心理学などを学んでみたいなぁと
本気で願っていたのだけど、すぐに大学院にいくよりも
セラピストとしての経験をもう少し積もうと思って、
当時働いていた都内のリラクゼーションサロンに
残ることにした私なのだけど、、、
なんと、卒業後わりとすぐに、ひょんな流れで
サンフランシスコに移住が決まり、
その流れに「えいっ!」と乗ってみたら、
そこでマッサージセラピストとして働くことになって。
そんなことなど、大学生だった私には
全く予想できていなかったもので、
人生って面白いなぁ、、、としみじみ。
図書館で、昔の私の残像にハグしたくなった、
不思議であたたかい時間。
自分から歩み寄って掴みに行くチャンスもあれば、
宇宙から自分の方にやって来るチャンスもある。
どちらも、流れに乗ってうまく受け取るためには、
タイミングと心の準備が大切なのかな。
最近の私は、人の身体の健康だけではなくて
社会や地球の健康にまで興味が膨らんでいるけど
「気になることには、とことんついていく」という
探求体質は、昔から変わらない様子。
あの頃の私も、何かに夢中だったし、
今の私も何かに夢中、そしてこれからも、、、。
紅葉も始まってて、秋の深まりとともに、
まるで、自分の原点に回帰したような
とっても貴重な一日でした。
Hiromi