心の故郷、一色海岸
私たち一人一人の心の中にある
「自分の原点」と呼べる場所。
生まれ育った場所もそうだけど
親元を離れて、自分らしい生き方を模索している時に
自分の心にとって、新しい故郷となる場所と
出会う事もあると思います。
私の場合、この「心の故郷」は
葉山の一色海岸というところ。
天皇の御用邸の真裏に位置し、天気のいい日は
海の向こうに富士山も見渡せる海岸。
ここは、私だけでなく、多くの人の心を惹き付ける
パワースポット。
私がこの場所に出会ったのは、2001年。
「Blue Moon」という海の家で働いたのが
きっかけでした。
当時、そこで4年程働いてから、渡米。
そして、、、
約10年の月日が流れた後、先日、帰国。
「おかえり〜〜〜〜〜!!」
帰国の翌日に行ったビーチで
温かく出迎えてくれたのは、昔一緒に働いていた
馴染みのスタッフや友人達でした。
皆のバイブが年月を経てもそのままだったので
タイムスリップした気分に浸るも束の間、、、
当時まだ幼児だった子供達が、今やすっかり
小〜中学生になっている!!
驚くと同時に、やっぱり月日は流れていたんだなぁ
、、、としみじみ感じました。
地元で取れた食材を中心としたメニューの数々。
私にとっての定番、ベジタコライスに加え
今年は、磯の香りのするサザエカレーも堪能。
全てが懐かしく、かつ全てが新鮮。
一色海岸のサンセットタイム。
ここでみる夕陽は、とりわけ美しく、そして優しい。
雄大にそびえ立つ、男性的な富士山と
全てを包み込むような、母なる海、そして
見ている人に「いま、ここ」を意識させるような
刻一刻と変化する、黄金の空の色。
言葉が自然と止まる瞬間。
夕陽が落ちて、月明かりに照らされた
夜のブルームーンの雰囲気も最高。
ここにいると、時間がゆっくりと流れていく感じ。
葉山タイムを味わう夏。
昨日は赤潮だったので、夜中は海に沢山の夜光虫が!
海の中に広がる宇宙のような
幻想的かつ神秘的な煌めきに
もう、感無量でした。
やっぱり私は、長い間
海が恋しかったんだなぁ、、、。
PS:ブルームーンのサイトはこちら。
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