「痛みの奥には愛がある」〜アクティブ・ホープ〜
昨日まで二泊三日で、以前から受けたかった
念願のワークショップに参加してきました。
ジョアンナ・メイシーの「アクティブ・ホープ」。
ジョアンナ・メイシーは、カリフォルニアの
バークレーに住んでいる、仏教哲学者であり
システム思考、ディープエコロジーに精通した
アクティビストでもあります。
以前から、周りの友人知人たちが、口を揃えて
アクティブホープのワークショップは
一度は出た方がいいと勧めてくれていたので
今回、ついに参加して来ました。^^
ファシリテーターは、私がとっても尊敬する
よく生きる研究所の榎本ヒデさん。
ヒデさんは、コーアクティブ・コーチングとか
トランジションタウン、セブンジェネレーションズを
日本に広めた第一人者で、物腰柔らかいのだけど、
内に秘めた情熱、先見の明、そして愛に溢れてて
ホリスティックな生き方を体現している方。
ヒデさんのいる空間には、常に安心感があって
深い問いをさらりと投げかけてくれたり
さらには、ユーモアのセンスも私のツボで
まじで追っかけファンになりたいくらい。
(こう感じてる人は少なくないと思う。笑)
そんなヒデさんが、今回アクティブホープの
ワークショップをファシリテートするのが
最終回になる、ということだったので
このタイミングで参加できて本当に良かったです。
今回のワークショップは、長野にある
女神山ライフセンターというところ。
エサレン研究所の空気感が感じられる
とっても素敵な場所です。
道中でもこの本をパラパラと読みつつも
いつものごとく、途中からウトウト、、、。
アクティブホープは活字で理解するよりも
体感として理解するものなんだろうなーと
毎回、寝落ちるたびに思ってました。笑
全生命との繋がりの中で
「命の本質」を思い出す
時空を超えた意識の旅。
世界に対して、心が無防備に開いている感覚。
感謝や、温かい気持ちで満たされる感覚。
目の前の人と深く繋がり、溶け合う感覚。
これらを深く感じてみる。
次に、普段つい無視しがちな
「心の痛み」と、丁寧に繋がってみる。
心が痛むのは、「弱い」ことでもないし
ましてや「異常」なことでもない。
「痛み」って、本来は正常な反応だし
何より、その奥には宝物が隠れている。
私自身、小さい頃から痛みを感じることや、
それを表現するのが苦手だったけど
今は、痛みをギフトとして大切に思える。
「痛み」とつながることって
その奥にある「愛」や「勇気」
そして「希望」につながることだと
今回のいろんなワークで気づけたから。
痛みで胸がいっぱいになっても
澄んだ空気と、美味しいごはんと
仲間たちの抜群のユーモアセンスで
自然と笑顔が戻ってくる。
笑顔どころか、超笑いまくって
腹筋が痛かったくらいで。笑
ほんと、ユーモアのパワーは偉大だなぁ。
一瞬にして癒される。
そして最後は、未来への希望とともに
具体的に色んなプランや妄想を練って
みんなでシェアし合いました。
感謝すること
痛みを感じること
新しい目で世界を見ること
そして、行動すること。
アクティブ・ホープ。
これから生きていく中で
自分の痛みや地球上の痛みから目を背けず
どんなにド最悪な時でも、希望を持ちつづけ
その体現者となる生き方を選ぶこと。
この先も、この世界の全てのつながりを
大事にしていきたいなーということを
深く体感できた3日間でした。
これからも、自分、そして全生命と
時空を超えて繋がって生きたいなぁ。
ひでさん、参加者のみんな、そして
私にインスピレーションをくれた
あの蝶々や虫、まつぼっくりどんぐり、
落ち葉、風、空、太陽、星、、、
ありがとう、ありがとう。