コスタリカにて、フェス〜温泉を満喫した後は、
またロングドライブをして、今度はカリブ海側にある
プエルト・ビエホという街を目指しました。
次なる目的地は、この街よりもう少し南にある
コスタリカではかなり大きな規模の
パーマカルチャーセンター&インテンショナルコミュニティ、
「Punta Mona」。
実はこのPunta Monaの創始者であるスティーブは
私たちが行ったフェス、Envisionの創始者メンバーでもあって
実は、今回Punta Monaでは、「Roots Gathering」という
3日間のイベントが開催されるので、せっかくだし
このタイミングで行ってみよう、ということに。
フライヤーを見ただけで、ああ、これもちょっとした
フェスっぽい感じだなと思ったのだけど、個人的には
ワークショップのゲストにワクワク。
ソーシャルパーマカルチャーの先駆者の一人で
スピリチュアリティも精通している、アメリカ人の
スターホーク(Starhawk)も来ることになってたから、
間違いないな、と。
おまけに、カリブ海側にも、ぜひ行ってみたいね、
という友人の意見もあり、思い切って、
事前に申し込んでいたのでした。
コスタリカに来て10日ほどすると、もうメイクなど
どうでもよくなり、ひたすらリラックスした格好で
ひたすら車を走らせる、女3人組。
ラ・フォルトゥナから、東海岸のカリブ海側の都市である
リモン市に向かう道は、やや退屈な景色だったので、
休憩することもなく、一気に通過してリモンへ。
リモン市自体も、特に観光するところはなく、
さらに治安もちょっとよくないので、車を止めることなく
そのまま、プエルト・ビエホ方面へ。
この辺りはカリビアン文化があって、車の窓を開けると
外の店先からはレゲエが流れてきたり、
マリファナの匂いが入ってきたり、、、。
コスタリカは、国土は小さくとも、多様な文化があって
とっても興味深い。
5時間以上かけて、キュートな街、プエルト・ビエホに到着し、
海の見えるオープンカフェで遅めのランチ。
街の様子はというと、西洋人の観光客が大半を占めていて、
多くの人が自転車をレンタルして移動している模様。
気温も暖かくて、チルアウトするにはちょうど良いけど、
この辺りの海は、潮のうねりが強く、泳ぐのは危険そう、、、。
この日は、街をちょこっと散歩して、早めに宿に向かいました。
宿は、海沿いから少し山の中に入ったところにあるのだけど、
この地域は湿気がすごいらしく、部屋がなんとなくカビくさい。涙
しかも、明け方には、ハウラーモンキー(遠吠えする猿)たちが
宿のすぐ外で凄まじく雄叫びをあげはじめて、かなり怖かった!
(ゴリラか何かかと思った、、、)
猿たちのおかげで、外が暗いうちに目が覚めてしまったので、
朝日でも見ようかと思い、5時過ぎからビーチに行ってみることに。
人の誰もいない時間に、ゆっくりと明るくなっていく海岸で
初めてのカリブ海の波音に、ただただ耳をかたむけつつ
新しい地球の表情に出会えたかのような静かな感動とともに、
1時間ほどボーッとしていました。
さて。
この日の朝は、街からさらに南に少し行ったところにある
とあるレストランにて、Punta Monaに向かうグループが
集合することになっていたので、時間通りに向かうと、
すでに20人くらいの人たちが集まっていました。
その中には、すでにお目当のスターホークも
普通に混じってる!
Punta Monaから私たちを案内しに来てくれてる女性が
みんなに声をかけ、チェックインが始まりました。
ここからなのだけど、通常、この場所から
Punta Monaまでは、車でいける道がなくて、
高速ボートで10分以上かけて行くのだけど
この日は、なんとオプションがあるとのこと。
希望者は、ネイチャーガイドとともに、2時間以上
ジャングルの中をトレッキングして行くことも
できるらしく(むしろオススメだよ、と。)、、、
最初は、私たちはボートで行こうとしていたのだけど、
荷物のみボートで運ぶこともできるよ、と言われ
勢いで、ジャングルのトレッキングに変更!
、、、ということで、水のボトルだけをもって
いきなりのジャングルツアーに行きました。
参加者の人たちと、なんとなく自己紹介とかしたり
途中、ガイドの人がいろんな虫や野生動物を見つけて
紹介してくれるのを見たり(ナマケモノも!)して
ゆっくり歩くこと2時間、、、
はい、まだ着きません、、、
途中、海の見えるところでちょっと休憩したり
かろうじてポケットに入っていたスナックを
つまみつつ、ひたすら歩きます、、、。
歩きながら、思い出したのは、数年前に行った屋久島での
マインドフル・ウォーキング。
普段、目的地に向かっている時って、私たちのマインドは
つい、「ああ、あとどれくらいで着くんだろう」と
心を急がせてしまいがちなのだけど、、、
マインドフルに歩くというのは、意識を「今ここ」に
持っているので、今いる場所そのものが、到着地になる。
なので、歩きながら、心の中では
「着いたー」「着いたー」「着いたー」と
いう風に感じ、目的地に向かって歩いている、
というよりは、歩くことそのものが目的になって
瞑想的な時間になってくる。
そして、その境地に入ると、五感が研ぎ澄まされて
自然界からの音もより鮮明に聞こえてきたり、
風が肌に当たる感覚がはっきりしたり、はたまた
自分は今、このジャングルの生態系の一部なんだ、、、
という意識がより深まったり。
途中から、グループも少し散らばりはじめ、
ネイチャーガイドから、大まかな道筋だけ聞いた後は
他の人たちの歩くスピードに合わせることもやめて、
ひたすら、マイペースに歩くこと数十分、、、
やっと、視界がひらけたと思ったら、目の前に
Punta Monaの看板が立っていたのでした、、、!!
さて、ここから3日間、人里離れた陸の孤島での時間が
始まります。
(つづく)
カリブ海のジャングルでのマインドフルウォーク
/カテゴリ: 旅と日常と気づきとコスタリカにて、フェス〜温泉を満喫した後は、
またロングドライブをして、今度はカリブ海側にある
プエルト・ビエホという街を目指しました。
次なる目的地は、この街よりもう少し南にある
コスタリカではかなり大きな規模の
パーマカルチャーセンター&インテンショナルコミュニティ、
「Punta Mona」。
実はこのPunta Monaの創始者であるスティーブは
私たちが行ったフェス、Envisionの創始者メンバーでもあって
実は、今回Punta Monaでは、「Roots Gathering」という
3日間のイベントが開催されるので、せっかくだし
このタイミングで行ってみよう、ということに。
フライヤーを見ただけで、ああ、これもちょっとした
フェスっぽい感じだなと思ったのだけど、個人的には
ワークショップのゲストにワクワク。
ソーシャルパーマカルチャーの先駆者の一人で
スピリチュアリティも精通している、アメリカ人の
スターホーク(Starhawk)も来ることになってたから、
間違いないな、と。
おまけに、カリブ海側にも、ぜひ行ってみたいね、
という友人の意見もあり、思い切って、
事前に申し込んでいたのでした。
コスタリカに来て10日ほどすると、もうメイクなど
どうでもよくなり、ひたすらリラックスした格好で
ひたすら車を走らせる、女3人組。
ラ・フォルトゥナから、東海岸のカリブ海側の都市である
リモン市に向かう道は、やや退屈な景色だったので、
休憩することもなく、一気に通過してリモンへ。
リモン市自体も、特に観光するところはなく、
さらに治安もちょっとよくないので、車を止めることなく
そのまま、プエルト・ビエホ方面へ。
この辺りはカリビアン文化があって、車の窓を開けると
外の店先からはレゲエが流れてきたり、
マリファナの匂いが入ってきたり、、、。
コスタリカは、国土は小さくとも、多様な文化があって
とっても興味深い。
5時間以上かけて、キュートな街、プエルト・ビエホに到着し、
海の見えるオープンカフェで遅めのランチ。
街の様子はというと、西洋人の観光客が大半を占めていて、
多くの人が自転車をレンタルして移動している模様。
気温も暖かくて、チルアウトするにはちょうど良いけど、
この辺りの海は、潮のうねりが強く、泳ぐのは危険そう、、、。
この日は、街をちょこっと散歩して、早めに宿に向かいました。
宿は、海沿いから少し山の中に入ったところにあるのだけど、
この地域は湿気がすごいらしく、部屋がなんとなくカビくさい。涙
しかも、明け方には、ハウラーモンキー(遠吠えする猿)たちが
宿のすぐ外で凄まじく雄叫びをあげはじめて、かなり怖かった!
(ゴリラか何かかと思った、、、)
猿たちのおかげで、外が暗いうちに目が覚めてしまったので、
朝日でも見ようかと思い、5時過ぎからビーチに行ってみることに。
人の誰もいない時間に、ゆっくりと明るくなっていく海岸で
初めてのカリブ海の波音に、ただただ耳をかたむけつつ
新しい地球の表情に出会えたかのような静かな感動とともに、
1時間ほどボーッとしていました。
さて。
この日の朝は、街からさらに南に少し行ったところにある
とあるレストランにて、Punta Monaに向かうグループが
集合することになっていたので、時間通りに向かうと、
すでに20人くらいの人たちが集まっていました。
その中には、すでにお目当のスターホークも
普通に混じってる!
Punta Monaから私たちを案内しに来てくれてる女性が
みんなに声をかけ、チェックインが始まりました。
ここからなのだけど、通常、この場所から
Punta Monaまでは、車でいける道がなくて、
高速ボートで10分以上かけて行くのだけど
この日は、なんとオプションがあるとのこと。
希望者は、ネイチャーガイドとともに、2時間以上
ジャングルの中をトレッキングして行くことも
できるらしく(むしろオススメだよ、と。)、、、
最初は、私たちはボートで行こうとしていたのだけど、
荷物のみボートで運ぶこともできるよ、と言われ
勢いで、ジャングルのトレッキングに変更!
、、、ということで、水のボトルだけをもって
いきなりのジャングルツアーに行きました。
参加者の人たちと、なんとなく自己紹介とかしたり
途中、ガイドの人がいろんな虫や野生動物を見つけて
紹介してくれるのを見たり(ナマケモノも!)して
ゆっくり歩くこと2時間、、、
はい、まだ着きません、、、
途中、海の見えるところでちょっと休憩したり
かろうじてポケットに入っていたスナックを
つまみつつ、ひたすら歩きます、、、。
歩きながら、思い出したのは、数年前に行った屋久島での
マインドフル・ウォーキング。
普段、目的地に向かっている時って、私たちのマインドは
つい、「ああ、あとどれくらいで着くんだろう」と
心を急がせてしまいがちなのだけど、、、
マインドフルに歩くというのは、意識を「今ここ」に
持っているので、今いる場所そのものが、到着地になる。
なので、歩きながら、心の中では
「着いたー」「着いたー」「着いたー」と
いう風に感じ、目的地に向かって歩いている、
というよりは、歩くことそのものが目的になって
瞑想的な時間になってくる。
そして、その境地に入ると、五感が研ぎ澄まされて
自然界からの音もより鮮明に聞こえてきたり、
風が肌に当たる感覚がはっきりしたり、はたまた
自分は今、このジャングルの生態系の一部なんだ、、、
という意識がより深まったり。
途中から、グループも少し散らばりはじめ、
ネイチャーガイドから、大まかな道筋だけ聞いた後は
他の人たちの歩くスピードに合わせることもやめて、
ひたすら、マイペースに歩くこと数十分、、、
やっと、視界がひらけたと思ったら、目の前に
Punta Monaの看板が立っていたのでした、、、!!
さて、ここから3日間、人里離れた陸の孤島での時間が
始まります。
(つづく)