モニュメントバレーを一望できる部屋での夜明け。
ベランダに出ると、静まり返った冷たい空気の中
巨岩たちのシルエットが、目の前に厳かに佇んでいます。
そして空の色がだんだん白くなり、、、
ついに、ダイヤモンドが地上に現れる瞬間。
地上に再び、光と色が戻ってくる時間。
見る者に無償の希望を与えてくれる
美しい日の出。
朝食をとり、ナバホ・タイムズという地元の新聞にて
ナバホの最新ニュースや広告などの
リアルな生活情報に目を通した後は
外に出て、早速この地を散策。
こちらは、この地に住むナバホ族の
伝統的な住居「ホーガン」。
ちなみに、事前にネットで調べたところ
この辺りではホーガンに宿泊できる所も
幾つかあるみたいでした。
初めは「郷にいれば郷に従え」という旅の掟によって
ホーガンに泊まろうと思っていたのですが
法外な値段に正直ちょっと驚き
今回はホテルにしたのでした。
ちなみに、今回泊まったホテルは
この辺りで唯一、ナバホの居住区内にある
「View Hotel」。
あるナバホの女性によって
自分たちの文化と尊厳を守りつつ
この地に住む人たちの雇用率を上げる為に
建てられたそう。
モニュメントバレーを正面から拝むには
最高のロケーションでした。
太陽が天高く昇ったところで
早速、モニュメントバレーの周辺の
ドライブへGO。
こういったオフロードでは、ジープは本当に大活躍。
車に乗り込んで、いざ出発〜!!
それぞれの巨岩は、まるで太古の神々の命の化身のよう。
途中、所々で、この辺りに住むナバホの人々が
ジュエリーなどの土産物を売っています。
話しかけると、皆とってもフレンドリー。
たいてい「Where are you from?(どこから来たの?)」
という言葉で始まる会話。
「サンフランシスコから来た」というと
「Congratulations for the Giants!!
(SFジャイアンツ、優勝おめでとう!)」
(実は前日、SFジャイアンツは全米で優勝)
と一緒に喜んでくれたり
ドライブ中にトイレに行きたくなった私に
自宅の庭先にあるトイレを貸して下さったり。
こちらの写真に写っているのは、メアリーさん。
モニュメントバレーの地で生まれ
ずっとここで暮らしてきた女性。
この辺りの生活は、電気も水道も通っていないので
夜な夜な、キャンドルを手元にともして
ジュエリーをつくっているそう。
素敵なチョーカーを買わせてもらいました。
この辺りでは、元気なナバホの子供達も
沢山見かけました。
学校が終わるとスクールバスで
母親のいる土産物屋に戻ってきます。
この地は、これから冬にかけて雪が降るらしく
今の時期(秋)は皆、自家トラックで
薪を集めるのに忙しいそう。
話していた別のナバホの女性は
自分の手をみせてくれ
「薪の持ち過ぎで、皮膚が厚くカサカサなのよ〜」
と言っていました。
そして「それでも、この地の冬は雪化粧は
本当に美しくて、大好きなの」とも。
電気も水道も通ってない、この地の人々の毎日。
アルコール問題や失業率の高さなど
さまざまな社会的な問題も蔓延しているけど
それでも日々、大地の神々に見守られつつ
「自然と調和して生きる知恵」と共に
暮らしている姿からは、凛とした美しさが
感じられました。
この褐色の大地と、そこに住む人々のことが
日に日に、より大好きになっていく、
そんな旅にこれて、ほんとうに嬉しい。
ネイティブアメリカンの光と影(2)
/カテゴリ: 地球のお散歩モニュメントバレーを一望できる部屋での夜明け。
ベランダに出ると、静まり返った冷たい空気の中
巨岩たちのシルエットが、目の前に厳かに佇んでいます。
そして空の色がだんだん白くなり、、、
ついに、ダイヤモンドが地上に現れる瞬間。
地上に再び、光と色が戻ってくる時間。
見る者に無償の希望を与えてくれる
美しい日の出。
朝食をとり、ナバホ・タイムズという地元の新聞にて
ナバホの最新ニュースや広告などの
リアルな生活情報に目を通した後は
外に出て、早速この地を散策。
こちらは、この地に住むナバホ族の
伝統的な住居「ホーガン」。
男性ホーガンと女性ホーガンがありました。
ちなみに、事前にネットで調べたところ
この辺りではホーガンに宿泊できる所も
幾つかあるみたいでした。
初めは「郷にいれば郷に従え」という旅の掟によって
ホーガンに泊まろうと思っていたのですが
法外な値段に正直ちょっと驚き
今回はホテルにしたのでした。
ちなみに、今回泊まったホテルは
この辺りで唯一、ナバホの居住区内にある
「View Hotel」。
あるナバホの女性によって
自分たちの文化と尊厳を守りつつ
この地に住む人たちの雇用率を上げる為に
建てられたそう。
モニュメントバレーを正面から拝むには
最高のロケーションでした。
太陽が天高く昇ったところで
早速、モニュメントバレーの周辺の
ドライブへGO。
こういったオフロードでは、ジープは本当に大活躍。
車に乗り込んで、いざ出発〜!!
それぞれの巨岩は、まるで太古の神々の命の化身のよう。
途中、所々で、この辺りに住むナバホの人々が
ジュエリーなどの土産物を売っています。
話しかけると、皆とってもフレンドリー。
たいてい「Where are you from?(どこから来たの?)」
という言葉で始まる会話。
「サンフランシスコから来た」というと
「Congratulations for the Giants!!
(SFジャイアンツ、優勝おめでとう!)」
(実は前日、SFジャイアンツは全米で優勝)
と一緒に喜んでくれたり
ドライブ中にトイレに行きたくなった私に
自宅の庭先にあるトイレを貸して下さったり。
こちらの写真に写っているのは、メアリーさん。
モニュメントバレーの地で生まれ
ずっとここで暮らしてきた女性。
この辺りの生活は、電気も水道も通っていないので
夜な夜な、キャンドルを手元にともして
ジュエリーをつくっているそう。
素敵なチョーカーを買わせてもらいました。
この辺りでは、元気なナバホの子供達も
沢山見かけました。
学校が終わるとスクールバスで
母親のいる土産物屋に戻ってきます。
この地は、これから冬にかけて雪が降るらしく
今の時期(秋)は皆、自家トラックで
薪を集めるのに忙しいそう。
話していた別のナバホの女性は
自分の手をみせてくれ
「薪の持ち過ぎで、皮膚が厚くカサカサなのよ〜」
と言っていました。
そして「それでも、この地の冬は雪化粧は
本当に美しくて、大好きなの」とも。
電気も水道も通ってない、この地の人々の毎日。
アルコール問題や失業率の高さなど
さまざまな社会的な問題も蔓延しているけど
それでも日々、大地の神々に見守られつつ
「自然と調和して生きる知恵」と共に
暮らしている姿からは、凛とした美しさが
感じられました。
この褐色の大地と、そこに住む人々のことが
日に日に、より大好きになっていく、
そんな旅にこれて、ほんとうに嬉しい。