SFのマッサージサロンで働き始めて
早いもので、8年目に突入しました。
こちらに来る前は、渋谷のとあるサロンで
働いていましたが、渋谷を含めた日本の都市部では
今や深夜以降も営業しているサロンが多く
私も、明け方の5時頃まで働いていた時代も
ありました。
そんなこんなで、おかげさまで
マッサージサロンでの勤務自体は
東京で働いていた時もカウントすると
丸12年が経過したところ。
常に大繁盛しているサロンばかりに
ずっと身をおいてきたため
指を随分と酷使してきましたけど
12年経っても、未だに続けられていると言うこと自体
「やっぱり、私ってほんとに
マッサージするのが好きなんだな〜」
と今日改めて気づくことができ
ふと感慨深い気持ちになりました。
さて、SFでマッサージしながら
お客様達から頂く多くの意見や反応から
日本人のマッサージセンスと接客・おもてなしの心は
日本国外でも高い評価を得ているという事に
気づかせてもらいました。
何より、施術が丁寧。
これは実に多くの方に言われます。
日本で活躍していらっしゃるセラピストの方々で
もし今後日本を出て
海外でマッサージの仕事をしたいとお考えの方。
日本である程度の下積みがあれば
そのスキルはきっとどこの国に行っても
皆様に喜ばれると思います。
(ライセンス等は要チェックですが。)
そんなことを考えている中
今日お客様を待っている間にふと思いついたこと。
「日本のマッサージの技術を
もっと世界に広めていきたい。」
これまで世界各国を旅行して思ったことの一つに
特に経済的に発展途上にある国においては
マッサージのサービスが浸透していれば、
その分観光客からの収入も増え、その結果
その国の経済も恩恵を受けているのではないか
ということがあります。
私自身も、タイの田舎では
毎日のように2時間のマッサージを受けたり
バリでも、沢山のスパ巡りをして
色んなメニューを試したり、、、と
マッサージを通して
それらの国では結構お金を費やしてきました。
マッサージのライセンス等の規定や
マッサージ師の育成システムが
しっかり整っている国もありますが
ここで私が注目したいのは
まだマッサージの体制が整っていない国や地域。
例えば、私が昔、一人旅でネパールに行った時の
こんな話。
10日間のヒマラヤ山脈のトレッキングに行った時
確か6日目辺りの夜、標高の高い所にある
ロッジで出会った白人のおじいさんが
トレッキングがハードで
ふくらはぎがつりかけている、とのこと。
そこで私が足をマッサージをしてあげると
とても喜んでくれて、本格的にやったわけでもないのに
全く期待していなかったのに
お礼として、チップをくださいました。
(人生で、これが私のチップ・デビュー。)
この経験を通してふと考えたのは
ネパールにリラクゼーションサロンが普及し
ヒマラヤ山脈の各ロッジに
ネパール人の腕のいいマッサージ師がいたら
彼らは毎日でも観光客相手の
仕事があるのではないか、、、ということ。
ちなみに、、、
ネパール人のポーター(荷物持ち)の男の子曰く
ネパールではマッサージの規定やシステムが
確立されておらず、マッサージと言うと
たいてい「セクシュアルなもの」というイメージで
一般のネパール人はあまり受けないのだそう。
(*2003年当時の話)
このように、健全なマッサージの概念と
育成システムが社会に広まっていない地に
マッサージがもたらされれば
一体どんな変化が起こるのだろう、、、。
まず、誰でも学べることなので
手に職を持つ人が増え、そうすると、
宿泊施設および自宅で起業する人が増え
失業率が低下し、地域全体のお金の流れが良くなり
疲れた人たちの癒される場が増え
結果、社会全体にさらにいいエネルギーが回る。
、、、なんて、かなり大げさかもしれませんが
実は本気でそう思ったりもします。
ポイントは、リラクゼーションの領域であれば、
誰でも学べるということ。
特に学歴も必要なく
老若男女、誰でも始めたい時に始められ
高額な機材などもいらず
在庫を抱えるようなこともなく
好きな時にできて
(サロン勤務だと多少の拘束はありますが)
何より、お客様に直接「ありがとう」と
感謝してもらえる、そんな仕事。
とはいえ、実に奥が深い世界でもあるので
10年、20年と続けても
もっと身体の神秘を探究するべく
ますます、専門的な知識やテクニックを
学びたくなることも十分あるかと思います、
それももちろん素晴らしいことだと思うけど
また違った一面からのアプローチとして
私が思うのは、例えば、難しい知識を省いた
いわゆる基本中の基本を重視した
「世界一シンプルな日本式のマッサージの教科書」
みたいなものをつくる。
(これを編集するのがまた
そう簡単ではないことも承知してるけど。)
それを、マッサージのライセンス制度の
まだない地域に広める、という、いわゆる
「日本のマッサージを世界に」
というプロジェクトもありかな、と。
日本のマッサージを伝えていく中で
さらにそれが現地の文化や
古代から伝わるヒーリングの叡智と融合して
独自の形態に進化していってくれたら
さらに素晴らしいとも思ったり。
こういうのって、JICAとかの隊員になれば
実際にできるのかしら、、、。
まだ今は妄想段階ですが
この私の妄想にジョインしてくれる方
いつでもメッセージお待ちしています!
日本のマッサージを世界に
/カテゴリ: マッサージ&ボディワークSFのマッサージサロンで働き始めて
早いもので、8年目に突入しました。
こちらに来る前は、渋谷のとあるサロンで
働いていましたが、渋谷を含めた日本の都市部では
今や深夜以降も営業しているサロンが多く
私も、明け方の5時頃まで働いていた時代も
ありました。
そんなこんなで、おかげさまで
マッサージサロンでの勤務自体は
東京で働いていた時もカウントすると
丸12年が経過したところ。
常に大繁盛しているサロンばかりに
ずっと身をおいてきたため
指を随分と酷使してきましたけど
12年経っても、未だに続けられていると言うこと自体
「やっぱり、私ってほんとに
マッサージするのが好きなんだな〜」
と今日改めて気づくことができ
ふと感慨深い気持ちになりました。
さて、SFでマッサージしながら
お客様達から頂く多くの意見や反応から
日本人のマッサージセンスと接客・おもてなしの心は
日本国外でも高い評価を得ているという事に
気づかせてもらいました。
何より、施術が丁寧。
これは実に多くの方に言われます。
日本で活躍していらっしゃるセラピストの方々で
もし今後日本を出て
海外でマッサージの仕事をしたいとお考えの方。
日本である程度の下積みがあれば
そのスキルはきっとどこの国に行っても
皆様に喜ばれると思います。
(ライセンス等は要チェックですが。)
そんなことを考えている中
今日お客様を待っている間にふと思いついたこと。
「日本のマッサージの技術を
もっと世界に広めていきたい。」
これまで世界各国を旅行して思ったことの一つに
特に経済的に発展途上にある国においては
マッサージのサービスが浸透していれば、
その分観光客からの収入も増え、その結果
その国の経済も恩恵を受けているのではないか
ということがあります。
私自身も、タイの田舎では
毎日のように2時間のマッサージを受けたり
バリでも、沢山のスパ巡りをして
色んなメニューを試したり、、、と
マッサージを通して
それらの国では結構お金を費やしてきました。
マッサージのライセンス等の規定や
マッサージ師の育成システムが
しっかり整っている国もありますが
ここで私が注目したいのは
まだマッサージの体制が整っていない国や地域。
例えば、私が昔、一人旅でネパールに行った時の
こんな話。
10日間のヒマラヤ山脈のトレッキングに行った時
確か6日目辺りの夜、標高の高い所にある
ロッジで出会った白人のおじいさんが
トレッキングがハードで
ふくらはぎがつりかけている、とのこと。
そこで私が足をマッサージをしてあげると
とても喜んでくれて、本格的にやったわけでもないのに
全く期待していなかったのに
お礼として、チップをくださいました。
(人生で、これが私のチップ・デビュー。)
この経験を通してふと考えたのは
ネパールにリラクゼーションサロンが普及し
ヒマラヤ山脈の各ロッジに
ネパール人の腕のいいマッサージ師がいたら
彼らは毎日でも観光客相手の
仕事があるのではないか、、、ということ。
ちなみに、、、
ネパール人のポーター(荷物持ち)の男の子曰く
ネパールではマッサージの規定やシステムが
確立されておらず、マッサージと言うと
たいてい「セクシュアルなもの」というイメージで
一般のネパール人はあまり受けないのだそう。
(*2003年当時の話)
このように、健全なマッサージの概念と
育成システムが社会に広まっていない地に
マッサージがもたらされれば
一体どんな変化が起こるのだろう、、、。
まず、誰でも学べることなので
手に職を持つ人が増え、そうすると、
宿泊施設および自宅で起業する人が増え
失業率が低下し、地域全体のお金の流れが良くなり
疲れた人たちの癒される場が増え
結果、社会全体にさらにいいエネルギーが回る。
、、、なんて、かなり大げさかもしれませんが
実は本気でそう思ったりもします。
ポイントは、リラクゼーションの領域であれば、
誰でも学べるということ。
特に学歴も必要なく
老若男女、誰でも始めたい時に始められ
高額な機材などもいらず
在庫を抱えるようなこともなく
好きな時にできて
(サロン勤務だと多少の拘束はありますが)
何より、お客様に直接「ありがとう」と
感謝してもらえる、そんな仕事。
とはいえ、実に奥が深い世界でもあるので
10年、20年と続けても
もっと身体の神秘を探究するべく
ますます、専門的な知識やテクニックを
学びたくなることも十分あるかと思います、
それももちろん素晴らしいことだと思うけど
また違った一面からのアプローチとして
私が思うのは、例えば、難しい知識を省いた
いわゆる基本中の基本を重視した
「世界一シンプルな日本式のマッサージの教科書」
みたいなものをつくる。
(これを編集するのがまた
そう簡単ではないことも承知してるけど。)
それを、マッサージのライセンス制度の
まだない地域に広める、という、いわゆる
「日本のマッサージを世界に」
というプロジェクトもありかな、と。
日本のマッサージを伝えていく中で
さらにそれが現地の文化や
古代から伝わるヒーリングの叡智と融合して
独自の形態に進化していってくれたら
さらに素晴らしいとも思ったり。
こういうのって、JICAとかの隊員になれば
実際にできるのかしら、、、。
まだ今は妄想段階ですが
この私の妄想にジョインしてくれる方
いつでもメッセージお待ちしています!