季節がら、フェス系のネタが続きますが
バーニングマンの疲れもほぼ抜けたところで
先週末は、またまた別のフェス
Symbiosis Gatheringに行ってきました☆
このSymbiosis Gathering、他のフェスと比べても
とりわけホリスティック度が高く
オーガナイズしている人達も
地に足がついたスピリチュアルな人達が多い。
イベントの質もとても高く
最近の北カリフォルニアのフェスの代表格。
私も2007年に初めて参加して以来
毎回参加している、大好きなフェスです。
去年は、バーニングマンの砂漠にほど近い
ネイティブアメリカンの湖である
ピラミッドレイクで、皆既日食にあわせて
開催されたのも、未だ記憶に新しいところ。
アート、音楽、ヨガやメディテーション
スピリチュアルな儀式、パーマカルチャー
その他、様々なワークショップなどが
いい感じのバランスで組み込まれています。
その上、ロケーションもいつも良く
オーガニックフードの屋台や
ファッション系の出店も充実していて
加えて、お酒は一切売らないというスタイル。
(持ち込みは一応OK)
Symbiosis(共生、共存)という
フェスの名前からも伺えるように、このフェスは
パーマカルチャーにもかなり力を入れていて
それ関係のトークやワークショップも結構あります。
私が初めてパーマカルチャーという言葉を聞いたのも
もしかしてこのフェスに初めて参加した年だったかも、、、
と、今ふと思う次第。
私に関して言えば、以前は「フェス」というと
何よりも真っ先に、DJやアーティスト達の
ラインアップばかりに注目していた時代もありましたが、、、
最近は、自然の中でゆとりのある時間の過ごし方を覚え
今回に至っては、何よりこのパーマカルチャー系の
ワークショップを楽しみにして来たくらい。
こういうフェスのワークショップで学ぶことって
学校での勉強と違って、もっと楽しいし、理解しやすい。
なにしろ、実践に繋がりやすいので
いつもいいインスピレーションを受けている私。
さて、今年はSFから車で東に向かって
2時間弱のところにある、とある美しい湖のほとりで
開催された、今回のSymbiosis Gathering。
土曜日は予報通り、天気が崩れ
午後は少し雨も降りましたが
テンションが下がるより、むしろ
天からの恵みの雨だなぁ〜と思いつつ
雨音をききながら、ゆっくり昼寝したり
リラックスして過ごしました。
朝のヨガクラス
土曜の昼以外は天気もよくて
ソーラーパネル搭載の、太陽エネルギーによる
DJブースもあったりして、なんとも心地よい3日間。
ベイエリアを中心に活躍するダンス&サーカス集団
Vau de Vire Society。
昼も夜も、サステイナビリティとかスピリチュアリティを
テーマにしたワークショップが目白押し。
ちなみに今回、一番興味深く聞いていたのは
SFの隣町、オークランドやバークレーで
実際に行われている、近隣の住民達と共に
都会の荒れ地に、勝手に野菜や果物、花を植える
いわゆる「ゲリラガーデニング」についてのトーク。
荒れ地を見つけるところから始まり
近所の参加希望者と、何を育てたいかを決め
皆で土地の面倒を見て、野菜や果物、はたまた
鶏からとれる卵などを分かち合うというもの。
これによって、都会のあちこちに
食物のある緑のオアシスが増え
そこに集まる人との間に交流が生まれ
やがてはコミュニティが生じ
「共生」という文字通り
その地の環境や植物、そして周りの人達と
調和を保って共に生きる、というライフスタイルの
確立へと繋がります。
もちろん、無許可で他人の私有地を使っているので
おまわりさんに追い出されることもあるそうですが。
(逮捕はされないけど、強制撤去となるそう)
その若い講演者の方いわく
それでもこの活動によって、都会の中の
「無駄に空いた土地」に息吹を吹き込めば
その地は一変して、食べ物のなる豊かな公園となる
、、、という可能性を示すことで、社会に対して
インスピレーションを与えることには役立っている。
おまわりさんも、これが本当に悪い活動というわけでは
ないのは承知してくれているから
これからもやり続けるんだ、、、
と言っていました。
ちなみに、荒れ地を見つけた際は
まず役所に行って持ち主を捜し出すのですが
その持ち主に連絡して、ガーデニングについての
使用許可をとろうとしても、大抵その持ち主は
その土地にかかる土地税を長いこと滞納しているために
雲隠れしていて、全く連絡がつかないことが
ほどんどみたいです。
持ち主が何も言ってこないことが分かった時点で
その地を利用してのゲリラガーデニングが
本格スタートとなるそう。
今回のワークショップでも
色々なインスピレーションをもらいました。
私も、SFという都会の中で、何かできないかなーと
色々と模索し始めているところ。
私が思うに、良質のフェスというのは
新たなライフスタイルの提唱や
メッセージ性を持っているものが多い。
このSymbiosis Gatheringの提示する
「共生」というメッセージは
今の時代には必須な、これ無しでは
明るい未来はないと言っても過言でない
とても大切なもの。
これを、机上の空論であれこれいうのではなく
音楽やアートの力を借りて
これからの未来を担う若者達を中心に
実践的に楽しく世の中に広めていくのが
こういうフェスの素晴らしい役割かな〜と思う
今日この頃です。
Symbiosis Gathering、今年も
素晴らしい空間と時間をありがとう。
共生 —Symbiosis Gathering—
/カテゴリ: 音楽&アート季節がら、フェス系のネタが続きますが
バーニングマンの疲れもほぼ抜けたところで
先週末は、またまた別のフェス
Symbiosis Gatheringに行ってきました☆
このSymbiosis Gathering、他のフェスと比べても
とりわけホリスティック度が高く
オーガナイズしている人達も
地に足がついたスピリチュアルな人達が多い。
イベントの質もとても高く
最近の北カリフォルニアのフェスの代表格。
私も2007年に初めて参加して以来
毎回参加している、大好きなフェスです。
去年は、バーニングマンの砂漠にほど近い
ネイティブアメリカンの湖である
ピラミッドレイクで、皆既日食にあわせて
開催されたのも、未だ記憶に新しいところ。
アート、音楽、ヨガやメディテーション
スピリチュアルな儀式、パーマカルチャー
その他、様々なワークショップなどが
いい感じのバランスで組み込まれています。
その上、ロケーションもいつも良く
オーガニックフードの屋台や
ファッション系の出店も充実していて
加えて、お酒は一切売らないというスタイル。
(持ち込みは一応OK)
Symbiosis(共生、共存)という
フェスの名前からも伺えるように、このフェスは
パーマカルチャーにもかなり力を入れていて
それ関係のトークやワークショップも結構あります。
私が初めてパーマカルチャーという言葉を聞いたのも
もしかしてこのフェスに初めて参加した年だったかも、、、
と、今ふと思う次第。
私に関して言えば、以前は「フェス」というと
何よりも真っ先に、DJやアーティスト達の
ラインアップばかりに注目していた時代もありましたが、、、
最近は、自然の中でゆとりのある時間の過ごし方を覚え
今回に至っては、何よりこのパーマカルチャー系の
ワークショップを楽しみにして来たくらい。
こういうフェスのワークショップで学ぶことって
学校での勉強と違って、もっと楽しいし、理解しやすい。
なにしろ、実践に繋がりやすいので
いつもいいインスピレーションを受けている私。
さて、今年はSFから車で東に向かって
2時間弱のところにある、とある美しい湖のほとりで
開催された、今回のSymbiosis Gathering。
土曜日は予報通り、天気が崩れ
午後は少し雨も降りましたが
テンションが下がるより、むしろ
天からの恵みの雨だなぁ〜と思いつつ
雨音をききながら、ゆっくり昼寝したり
リラックスして過ごしました。
朝のヨガクラス
土曜の昼以外は天気もよくて
ソーラーパネル搭載の、太陽エネルギーによる
DJブースもあったりして、なんとも心地よい3日間。
ベイエリアを中心に活躍するダンス&サーカス集団
Vau de Vire Society。
昼も夜も、サステイナビリティとかスピリチュアリティを
テーマにしたワークショップが目白押し。
ちなみに今回、一番興味深く聞いていたのは
SFの隣町、オークランドやバークレーで
実際に行われている、近隣の住民達と共に
都会の荒れ地に、勝手に野菜や果物、花を植える
いわゆる「ゲリラガーデニング」についてのトーク。
荒れ地を見つけるところから始まり
近所の参加希望者と、何を育てたいかを決め
皆で土地の面倒を見て、野菜や果物、はたまた
鶏からとれる卵などを分かち合うというもの。
これによって、都会のあちこちに
食物のある緑のオアシスが増え
そこに集まる人との間に交流が生まれ
やがてはコミュニティが生じ
「共生」という文字通り
その地の環境や植物、そして周りの人達と
調和を保って共に生きる、というライフスタイルの
確立へと繋がります。
もちろん、無許可で他人の私有地を使っているので
おまわりさんに追い出されることもあるそうですが。
(逮捕はされないけど、強制撤去となるそう)
その若い講演者の方いわく
それでもこの活動によって、都会の中の
「無駄に空いた土地」に息吹を吹き込めば
その地は一変して、食べ物のなる豊かな公園となる
、、、という可能性を示すことで、社会に対して
インスピレーションを与えることには役立っている。
おまわりさんも、これが本当に悪い活動というわけでは
ないのは承知してくれているから
これからもやり続けるんだ、、、
と言っていました。
ちなみに、荒れ地を見つけた際は
まず役所に行って持ち主を捜し出すのですが
その持ち主に連絡して、ガーデニングについての
使用許可をとろうとしても、大抵その持ち主は
その土地にかかる土地税を長いこと滞納しているために
雲隠れしていて、全く連絡がつかないことが
ほどんどみたいです。
持ち主が何も言ってこないことが分かった時点で
その地を利用してのゲリラガーデニングが
本格スタートとなるそう。
今回のワークショップでも
色々なインスピレーションをもらいました。
私も、SFという都会の中で、何かできないかなーと
色々と模索し始めているところ。
私が思うに、良質のフェスというのは
新たなライフスタイルの提唱や
メッセージ性を持っているものが多い。
このSymbiosis Gatheringの提示する
「共生」というメッセージは
今の時代には必須な、これ無しでは
明るい未来はないと言っても過言でない
とても大切なもの。
これを、机上の空論であれこれいうのではなく
音楽やアートの力を借りて
これからの未来を担う若者達を中心に
実践的に楽しく世の中に広めていくのが
こういうフェスの素晴らしい役割かな〜と思う
今日この頃です。
Symbiosis Gathering、今年も
素晴らしい空間と時間をありがとう。