セラピストのためのオーダーメイドレッスン(コーチング付き)

マッサージやボディワークというのは、セラピストの「安心できる確かなスキル」と「思いやりの心」が、手を通じて相手にじんわりと伝わるものです。

施術に限らず、スポーツや芸術、仕事など、あらゆるスキルを身につける時には、それが上手く身につくための理想的なプロセスがあります。

「守破離」という言葉にもあるように、まずは徹底的に基本を身につけて、さらに学んだことをさらに深めながら探求を続け、最後には自分なりのオリジナルなスタイルができていく、という流れがそれにあたります。

そのため、セラピストとして成長していくための初めのステップとして、一人でも多くのお客さまの身体に触れさせていただき、自分の指や手の感覚を研ぎ澄ませることは、実はとても大事なプロセスになってきます。

しかしながら、初めから個人で開業してセラピストをしていたり、集客の少ないお店に勤めていると、この「数」をこなすというのがなかなか難しいため、基本を身につけるプロセスがおろそかになってしまいかねません。

セラピストとして活動していると、目の前のお客さまが適切なフィードバックをくれることは、あまりないということにも気づくでしょう。「気持ち良かった」と言っていただけるのはとてもありがたいことですが、一方で自分の施術を振り返る機会がだんだん少なくなり、「本当にこれでいいのだろうか、、、?」という疑問を感じながら日々を過ごされている方もいらっしゃるでしょう。

また、誤った体の使い方を続けることで、だんだんとご自身の肉体が辛くなり、「もうそろそろやめようかな、、、」と思われている方も少なくないでしょう。

こちらのオーダーメイド技術研修は、セラピストがご自身の立ち位置を振り返りながら、あらためて基本をしっかりと身につけ、さらに自分の性質や特性を最大限に生かして、セラピストとしてのステップアップを図るための一番の近道となる、完全オーダーメイドのプライベートレッスンです。

大手のマッサージの学校では得られにくいような、講師とのマンツーマンスタイルの中で、ご自身の癖や特性を振り返ることのできるきめ細やかなサポートは、セラピストとしての基本を揺るぎないものにします。さらに、ご自身の胸の内にある声と向き合うコーチングの時間もとることで、セラピストとして心の中も整理しながら、自分らしく成長していくことが可能になります。

お客様にとって、セラピストの技術が上手いということは当たり前のこととなっている今、セラピストは「その人まるごとの存在感」で選ばれる時代になってきています。それならば、技術の基本は効率よくしっかりとマスターし、その上で、ご自身の中に光る個性や特性を表現しながら、オンリーワンな「選ばれるセラピスト」を目指してみませんか?

こんな方におすすめ

・アロマトリートメントは習ったけれど、圧をかける的確な場所や強さがいまいちわからない方

・整体をやっているけれど、それを今後オイルトリートメントに生かしたい方

・自分の施術の精度をさらに上げたい方

・技術を習ってから、だいぶブランクがある方

・自分の個性を最大限に生かした施術を創造していきたい方(基本のできている方のみ)

受講者さまのご感想

セラピスト歴10年ですが、年数ばかりを重ね自分流が定着してしまい、このままでよいのかとモヤモヤとした気持ちがありました。そんな不安を解消してくださったのが、こちらのオーダーメイド研修です。

講師の深く響く繊細なタッチに、「自分が求めていたものはまさにコレ!」といった感動がありました。

今まで忙しいお店で勤務しており、自分の身体を酷使しすぎて、指に痺れが出る…

そんな状況でもお客様からは「もっと強く」なんていう要望も言われ、自分の身体に負担をかけて苦しい思いもしてきましたが、こちらの技術を学んでからは、お客様の満足度は格段と上がり、強い圧を希望される方から指名をいただく程になりました。

講師自身が長年の経験で培ったものを、惜しげもなく提供して下さり、個人の持ち味は残しつつ、より効果的かつ効率的な施術の仕方を学ばせていただきました。

以前に増して、ボディワークの楽しさ・気持ち良さを感じています。

私にとってこちらの研修は、これからも続いていくであろうセラピスト人生の転機になったように感じます。

(K. M. さま/都内リラクゼーションサロン店長)

講師の紹介

柳生ひろみ(Hiromi Yagyu)

米国カリフォルニア州認定 マッサージセラピスト

EMBA認定エサレンマッサージ プラクティショナー

キネシオロジー・カウンセラー

幼少期より不定愁訴に悩まされ、小学生の頃から接骨院に通い詰めながら、子供の敏感な体をもってマッサージを沢山受けるという類い稀な経験をもつ。この体験がのちに自身もマッサージに興味を持つきっかけになり、2001年より、本格的にセラピストとしてのキャリアを歩み始める。整体、タイマッサージ、バリマッサージ、スウェーディッシュマッサージ、ディープティシュー、リフレクソロジー、エサレンボディワーク、その他、国内外の様々なボディワークの技術や哲学、文化を学ぶ。

2005年にサンフランシスコに移住したことを機に、人種もバックグラウンドも多様な方々にマッサージをさせて頂く。現地のサロンにおいては、常に多くのクライエントの方々の指名を取り続け、日本に帰国してからも、アメリカから出張の依頼がくるほどに、お客様と間に絶対的な信頼を築く。これまでの延べ施術数は、2万件以上にのぼる。

一方では、エサレンマッサージや、共感を大切にしたコミュニケーション、ホリスティック・コーチング、キネシオロジー・カウンセリングなどの学びを深める中で、マッサージの技術だけでなく、セラピストの「あり方」そのものを大切にしている。

現在は、生徒一人一人の資質を見極め、その人の内なる才能や本質がさらに開花するためのサポートをすべく、完全プライベートのオーダーメイドの技術レッスンを始める。また、2016年より、都内の複数の整体院での研修講師も務める。