子供の頃から、常に身体のあちこちに痛みや不定愁訴を抱え、頻繁にマッサージや気功などに通っていたことから、人の身体そのものに興味を持つようになる。当時より薄々「心と身体はつながっている」ということを、身を持って感じるようになる。

2001年、神奈川県、葉山の一色海岸にあるサステイナブルな海の家「Blue Moon」にて、Spaの立ち上げに参加。以後数年間、夏季限定で、波の音に包まれる心地よい空間にて、五感を通した極上のひとときを提供する。

また、この頃から、マッサージだけでなく、人や自然との繋がりを通した「体験そのもの」から自然に起こるヒーリングに興味を持つようになる。

人体について学ぶにつれ、その計り知れない叡智に一層惹かれ、2005年、古今東西の身体観の行き交うサンフランシスコにボディワーク留学する。現地のサロンに就職し、人種もバックグラウンドも多様な方々にマッサージさせていただく機会に恵まれる。また、フェスティバルやイベント等の多彩なシーンでも、マッサージ空間を創る。

一方で、さらにからだの奥にある声を深く聴くため、ソマティック心理学（身体心理学）、キネシオロジー、NVC（共感コミュニケーション）なども学び始める。これらを通じて、「からだは全て知っている」「答えは自分の中になる」という原則が腑に落ちるようになる。

2014年、約10年間のサンフランシスコ生活に区切りをつけ、帰国。東京を中心に個人セッションや種々の講座・ワークショップを行う他、より良い未来を共に創るムーブメント「WorldShift」の場作りなどを通して、精力的に活動する。また、パーマカルチャーを学んだり、オフグリッド建築であるアースシップ・プロジェクトに精力的に携わり、サステイナブルなライフスタイルの普及にも関わる。

2019年の夏より中米に移住。コスタリカでウェルネスツーリズムのプロジェクトに携わる他、グアテマラでは先住民たちと交流を深め、地球上で生きていくための叡智を日々学んでいる。